fbpx

雨漏りの原因ランキングと、事前に防ぐためのコツ

2022.8.11
公式ブログ

こんにちは、駒商(コマショウ)のゆるキャラ、コマガッテンだガッテン。

ポトンポトンと天井からしずくが落ちてくるThe 雨漏り。
これはどこかからかかなり漏れてきています。
また、気付かないうちに天井にシミができていて、そのシミがだんだん大きくなる。
これも雨漏りが疑われます。

今回は、戸建ての雨漏り原因トップ10を解説していきたいと思います。

雨漏りの原因で一番多いのが、屋根板金の曲がりや破損。
屋根の折り目や屋根と屋根が交差する谷、端の部分からの雨漏りです。
木が腐ってきたり、釘が出てきたりすることで、浮いてしまい、そこから雨水が侵入するのです。

曲がりや破損部分だけを補修するのにかかる費用が、足場なしで20万円くらい。
足場を組まなければいけなかったり、あちこちに破損部分があったりする場合は50万円くらいになります。

50万円近くになるということは、かなり劣化しているということなので、カラーベストの方であれば、カバー工法で屋根葺き替えをおすすめします。

次いで多いのが、屋根材の割れ、欠け、ズレ
これが原因で雨漏りしやすくなるのが2階の天井です。
屋根屋さんに補修してもらうのですが、10万円ほどかかるかと思います。

3番目が、窓サッシの劣化。
サッシと壁の際はコーキングで充填している場合があります。このコーキングが劣化してくると、雨水の侵入口になります。
どこに雨水が漏れてくるかというと、室内の壁全般です。修繕費用は3万円ほどかかります。

4番目は、ベランダ床の防水層の劣化。
ベランダから雨水が侵入した場合は、ベランダ直下、1階の天井から雨漏りします。
防水層をやり直すことになり、費用は10万円~となります。

5番目は、外壁材のひび割れ。
外壁をチェックして幅5mm以上のひび割れがあった場合は、ほぼ確実にそれが原因でしょう。
ひび割れがある内側の室内の壁から雨漏りします。

6番目は、外壁の目地のコーキングの劣化。
コーキングが痩せたり、ひび割れたり、粉のようになくなったりしている場合、そこから水が浸入している疑いがあります。
その場合、外壁面の室内から雨漏りしやすくなります。
補修方法は、目地に新しいコーキング剤を打つ方法。コーキング剤にも種類があるので、できれば業者に依頼したほうがよいでしょう。

7番目は、天窓のガラスパッキンの劣化。
天窓のガラスとサッシの継ぎ目(=ガラスパッキン)が経年劣化し、雨漏りします。
雨漏りしやすい場所は天窓付近。パッキンの交換には10万円ほどかかります。

8番目は、雨樋の詰まり・破損。
雨樋の詰まりが原因の場合の費用はだいたい2万円です。

9番目は、雨戸の戸袋。
戸袋とは引戸の雨戸が収納されるよう、箱状につくられている部分のこと。
この戸袋の裏側が防水処理されていないことがあります。
戸袋が原因の場合、1階の天井が雨漏りしやすくなります。
補修方法は、防水処理されていない戸袋を防水化するか、雨戸をアルミサッシやシャッターに交換します。

10番目は、ベランダの排水溝の詰まり。
これは自分で掃除できる場所ですね。葉っぱやごみはこまめに拾うようにしておきましょう。

以上、「どこから雨漏りするの?」「どういう症状が出て、いくらくらいかかるの?」ということを説明させていただきました。