こんにちは、駒商（コマショウ）の稲富です。

今回ご紹介するのは、お風呂・洗面所・トイレリフォームです。

きれいに使われていましたが、経年による劣化が気になっていたとのこと。
メーカーのショールームに行き、そこから駒商をご紹介いただきました。

施工のコンセプトは「高級感」と「ホテルライク」。

お風呂はタカラスタンダードの「グランスパ」。
キズ付きにくく汚れが落としやすい「磁器タイル」を浴室の床に採用しています。
タカラスタンダードは重量感、高級感において優れています。
さらに浴槽と床の段差が以前より少なくなり、使いやすさもアップしました。

洗面はTOTOの「エスクア」。
お施主様のこだわりがつまっている、私のお気に入りの場所です。

鏡に向かって左手の収納は、お施主様とたくさんお話をして作りました。
ご要望は「見えない収納にしたいけれど、おしゃれにもしたい」。
そこで、上半分は扉付きにし、下はあえて開けて、グリーンやディフューザーなどを飾れるニッチにしました。
ニッチの中にコンセントを一つ付け、水廻りで使う電化製品に対応できるようにしています。

鏡は鏡屋さんでオーダーし、ぴったりサイズの一面鏡に。
右側のトールキャビネットは高さが決まっている既製品です。
キャビネットの上から天井まで20cmくらい空いてしまったので、そこに壁を作りました。
ぱっと見るとトールキャビネットが天井までくっついているように見えます。
壁の側面にはパネルを、正面には鏡を貼り、部屋を広く見せる工夫を施しました。

難しかった箇所は洗濯機の上です。
棚を付けたかったのですが、機能性を重視するとどうしても生活感が出てしまいます。
ホテルライクな雰囲気を損なわずに、いかに棚を付けるか、いろいろと考えました。
イメージと合ったのがIKEAの商品。
ご提案したところお施主様にも気に入っていただき、駒商から注文して付けさせていただきました。

トイレはTOTOの「ネオレストRS3」。
奥の収納のカウンターと吊り戸棚の扉には光沢感のある面材をお揃いで入れています。
木製のペーパーホルダーはお施主様の支給品。
ぐんと空間がオシャレになりました。
壁の両サイドは白、天井と背面がグレージュ、床はグレーのタイル調のものを選ばれ、シンプルながらもこだわりと高級感のある仕上がりになりました。

どこを見てもお施主様のセンスが光るリフォームになりました。
お施主様のアイデアをカタチにできて嬉しく思います。