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浴室・洗面所のリフォーム費用の相場は?お得にリフォームするためのポイントも解説

2024.6.13
リフォームコラム

浴室や洗面所のリフォームを検討している方にとって、リフォーム費用の相場は気になるポイントの1つです。できる限り使いやすくておしゃれな水回りにしたい半面、費用はあまりかけたくないと考えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、浴室や洗面所のリフォーム費用の相場と、お得にリフォームするためのポイントを解説します。リフォームに利用できる補助金制度についてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

浴室と洗面所リフォームの費用相場

まずは、浴室と洗面所を個別にリフォームした場合の費用相場を見てみましょう。

浴室リフォームの費用相場

浴室リフォームの費用相場は100万~150万円程度で、リフォーム前後の浴室がユニットバスなのか在来浴室なのかによって金額が異なります。

リフォーム内容費用相場
ユニットバスの全体交換100万~150万円
在来浴室からユニットバス120万~150万円
在来浴室から在来浴室100万~200万円
浴室の拡張・移動・増築150万~250万円

浴室のリフォームで多いのが、ユニットバスからユニットバスへの交換や、タイル張りの在来浴室からユニットバスに変更する工事です。

既存のユニットバスを、同じメーカー・同じ型のユニットバスに交換する場合は、比較的費用を抑えてリフォームできます。

一方で、グレードの高いユニットバスの導入や、浴室の拡張・移動を伴う場合は、給排水・ガス・断熱工事なども追加で発生する場合があり、費用が高額になる傾向にあります。

洗面所リフォームの費用相場

洗面所のリフォーム費用の相場は20万~50万円程度です。

リフォーム内容費用相場
洗面台のみ交換10万~50万円
洗面脱衣所全体の交換20万~50万円
洗面台の交換+移動20万~50万円

古くなった洗面台を交換するだけであれば、費用を20万円未満に抑えることも難しくありませんが、ハイグレードモデルを採用する場合は、50万円程度かかる場合もあります。

また、洗面台の位置を移動させたり、洗面所をバリアフリーにしたりする工事では、給排水管の工事も必要になるため、リフォーム費用も高額になる傾向にあります。

浴室・洗面所はまとめてリフォームするとお得

浴室や洗面台は単体でもリフォーム可能ですが、まとめてリフォームしたほうが費用は安く済む傾向にあります。

理由は大きく分けて以下の2つです。

仕入れ値が安い

浴室と洗面所のリフォームをまとめて依頼すると、リフォーム会社は各メーカーから一度に複数の設備商品を仕入れることになります。設備商品は少ない点数よりもまとめて発注したほうが安くなるため、リフォーム費用を値引きしてもらえる可能性が高くなります。

そのため、浴室と洗面所だけでなく、トイレやキッチンも含めた水回りをまとめてリフォームするプランも人気です。

諸経費を抑えられる

費用を抑えられるもう1つの理由として、まとめてリフォームすることで諸経費を抑えられる点が挙げられます。

諸経費は、職人の手配にかかる費用や現場までの交通費、書類の作成費など、実際の工事以外にかかる費用のことです。浴室と洗面所を別々にリフォームすると、職人手配の手間や書類が増える分諸経費も余計にかかってしまいます。

浴室と洗面所をまとめてリフォームすることで、この諸経費分をカットできる可能性が高まります。

浴室・洗面所をまとめてリフォームするメリット

費用を抑えられる以外にも、浴室と洗面所をまとめてリフォームすることで得られるメリットがあります。

統一感が生まれる

浴室と洗面所は隣り合っていることが多く、一緒にリフォームすることでデザインに統一感を持たせられます。

同じリフォーム会社に施工を依頼すると、浴室と洗面所のデザインが同じになるように提案してもらえるでしょう。色味や質感がチグハグにならず、一体感のあるデザインのおしゃれな水回りに仕上げられる点がメリットです。

工期を短縮できる

水回りは一度にまとめてリフォームしたほうが、トータルの工期を短縮できます。

水回りの設備には耐用年数があり、一般的に浴室は15~20年、洗面台は10年~20年程度が交換の目安です。浴室と洗面台の耐用年数が近いため、同じタイミングで設備が寿命を迎える可能性があるということです。

どちらか一方だけをリフォームしても、近いタイミングにもう一方もリフォームが必要になる可能性があります。そのため、水回りでリフォームしたい箇所が見つかったら、水回り全体を一度にリフォームしてしまうほうがトータルの工期を短縮できるというわけです。

生活への負担を減らせる

浴室や洗面所のリフォーム期間中は、日常生活にさまざまな制限がかかります。

リフォーム工事中はお風呂に入れない・洗面台を使えないだけでなく、給排水工事による複数回の断水が発生する場合もあります。設備の搬出入のために室内を養生したり、日中の職人の出入りが多かったりと、何かと気を遣うことも増えるでしょう。また、リフォーム工事中は騒音や振動が発生する場合もあるため、近隣住民への配慮も必要です。

浴室と洗面所をまとめてセットで行うことで、上記のような生活上の制限やストレスのかかる状態が1回で済みます。

浴室と洗面所のリフォーム費用を抑えるコツ

浴室と洗面所のリフォーム費用をさらに抑えたい場合、以下3つのポイントを押さえるといいでしょう。

設備のグレードを下げる

機能性やデザイン性の高いハイグレードな設備を選んでプランを組むとどうしても予算が上がってしまいます。予算を抑えたい場合は、可能な範囲で設備のグレードを下げることも検討しましょう。

比較的グレードが低いものでも、耐久性にすぐれた使い勝手のいい製品はたくさんあります。おしゃれで使いやすい水回りにしたいからといって、ハイグレード製品にこだわりすぎないことも大切です。

どの部分のグレードを下げればいいか迷った場合は、機能性・デザイン性などこだわりたい部分の優先順位をつけるといいでしょう。

補助金や助成金制度を活用する

浴室や洗面所のリフォームの内容によっては、補助金制度や助成金制度を活用できる場合があります。

例えば、経済産業省による「給湯省エネ2024事業」では、高効率給湯機の導入を伴うリフォームを行う場合に、導入設備の種類や性能に合わせた工事費用の補助を行っています。

【給湯省エネ2024事業による補助内容】

対象設備補助額
ヒートポンプ給湯機

(エコキュート)

8万~13万円/台
ハイブリッド給湯機10万~15万円/台
家庭用燃料電池

(エネファーム)

18万~20万円/台

参考:経済産業省『給湯省エネ2024事業』
https://kyutou-shoene2024.meti.go.jp/about/

また、要介護者のいる家庭であれば、介護保険を活用することで工事費用の支給を受けることが可能です。

【介護保険による補助内容】

対象工事補助額
・手すりの取り付け

・段差の解消

・滑りにくい床への変更

・引き戸等への扉の取り替え

・洋式便器等への便器の取り換え

・上記のリフォームに付帯して必要な工事

リフォーム費用の9割相当額

(上限:18万円)

参考:厚生労働省『介護保険制度における住宅改修の概要』https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001016043.pdf

上記以外にも、国土交通省による補助金制度や、各自治体独自の助成金制度が利用できる場合があります。詳しくは各自治体の窓口で確認するか、リフォーム会社の担当者に相談しましょう。

地域密着型のリフォーム会社に依頼する

浴室や洗面所のリフォーム費用をできるだけ安く抑えたいのであれば、大手のリフォーム会社ではなく、地域密着型の業者に依頼するのがおすすめです。

地域密着型のリフォーム会社は、大手企業ほど広告宣伝費や人件費がかからないため、リフォーム費用も比較的安い傾向にあります。現場に近いため運搬費のコストも抑えられるでしょう。

また、リフォーム工事の完了までには、見積もり・打ち合わせ・契約など多くの手順を踏む必要があり、自宅から短時間で打ち合わせに向かえる点も地域密着型を選ぶメリットです。

まとめ

浴室と洗面所のリフォームをまとめて行うことで、費用を抑えられるだけでなく、統一感のある水回りに仕上げられたり工期を短縮できたりと、さまざまなメリットがあります。

リフォーム費用を抑えたい場合は、地域密着型のリフォーム会社に依頼し、あわせて補助金制度なども上手に活用しましょう。

住宅リフォーム専門会社・駒商は、兵庫県宝塚市を中心に、浴室・洗面所・キッチン・トイレをお得にリフォームしたい!というお客様から多くご相談いただいています。ぜひお気軽にお問い合わせください。