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コマショウの外装専門店「コマイロ」1周年記念リーダーインタビュー

2023.2.16
公式ブログ

昨年1月初旬に宝塚市千種にオープンしたコマショウの外装専門店「コマイロ」ですが、皆様のおかげをもちまして、1周年を迎えることができました。

その「コマイロ」のリーダーを務める和田公司さん
暮らしの中のささいな「お困りごと」に全力で応える和田さんに、リーダーに任命されたときの心境やこの1年で感じた変化、展望などをうかがいました。

「なぜだろう?」戸惑いから始まったコマイロのリーダー

―コマイロリーダーに任命されたときの心境を教えてください。

和田:率直に答えると「なんで僕なの?」でした。というのも今まで塗装工事を避けてきたのです。「実績がほとんどないのになぜだろう?」という疑問が大きかったですね。最初は不安しかありませんでした。

―どんな点が不安でしたか?

和田:塗装の種類も勉強しなければいけないし、お家の中のリフォーム工事と塗装はぜんぜん違うので段取りから分からないし。もともとコマイロにいた鰻にも、突然コマイロに来ることになった金さんにもどうやって仕事を教えていけばいいのか分かりませんでした。自分が知っていることであれば率先して教えられるけれど、リーダーに任命されたところで……という戸惑いがありましたね。

とにかく勉強!プレッシャーがなくなることはない。

―コマイロオープンから間もなく1年です。この1年でどんな変化がありましたか?

和田:コマイロは1年ですが、僕は6月に赴任したのでまだ半年。まだ手探り状態です。GAISOの研修もありますし、自主勉強もしているし、とにかく勉強をしています。責任やプレッシャーは大きいですよ。自分の行動ひとつで鰻と金、この2人の行動も変わりますし、それが数字にも影響してきますから。このプレッシャーがなくなることはないでしょうね。

―いろいろ大変そうです。

和田:塗装専門店としてやってきた人に話を聞いても、皆さん塗装という土俵から発信されているので、何を参考にしたらいいのか分からなかったです。日々勉強、とにかく学ぶことが多いです。今までで一番忙しいかもしれません。

―どんなことを勉強されているのですか?

和田:塗料の種類。メーカーによってこだわりが違いますし、同じメーカーでも塗料の数は20種類を超えてきます。色や見え方、艶も違います。また「こんなふうに塗ったらこんな仕上がりになるんだ」「お家の外壁がこんな状態であればこういう仕上がりにしなければ」など工事をしてから分かることも多いです。その土台が自分の中にないので、やってみて失敗する、トライアンドエラーの繰り返しです。

―和田さんでも失敗することがあるのですね。

和田:あります(笑)。塗料缶が足りないこともありました。お家によってはスポンジみたいに目に見えない小さな穴があるので、下塗りを全部吸い込んじゃうこともあるのです。こういう失敗をなくすためにどうすればいいのか職人さんに聞くと、「経験だよ」と言われました。

仕事へのマインドは「前傾姿勢」

―リーダーとして心がけていることは何ですか?

和田:大きく3つあります。前傾姿勢。ネガティブにならずにポジティブでいること。問題点が出てきたときに冷静に判断すること。 少し前までなら文句を言えば終わりだったのですが、今僕が文句を言ったらそれがコマイロの姿勢になってしまうので、鰻や金の前でも前向きな発言をするようにしています。常にポジティブでいるのって、けっこうしんどいですけどね(笑)

―鰻さんや金さんへの育成で心がけていることはありますか?

和田:仕事に取り組む姿勢です。僕が心がけている「前傾姿勢」ですね。否定的な意見から入らず、ダメだと思わず、まずは黙ってやってみる。ダメであればダメな部分を吸い上げてどうしていくかを考える。反発する前にやってみようという想いはもともと持っていましたが、コマイロに来てからのほうが強くなりましたね。僕が迷うとみんなが悩むから、迷うヒマなんてないです。

専門性に限らない「町の相談役」になりたい

―コマイロメンバーの魅力を教えてください。

和田:鰻は若いということもあるのかとても純粋で、人の話をよく聞きます。一方で話を聞き過ぎて本人が混乱することも多いようで(笑)。混乱するたびに話をします。金は正義感が強くて頑固です。自分の中のルールがしっかり決まっています。自分で納得しないことは認めないので、納得するまで僕と言い合いになることもしばしばです。金の真面目さと頑固さは塗装の仕上がり時にプラスに働いていて、最終チェックは職人さんも認めるくらい厳しいです。

―コマイロをどんな店舗にしていきたいですか?

和田:「どんな店舗にしていきたいか」。3人でよく話します。コマイロは店舗が小さく、住宅密集地にあるので、近隣の方が気軽に細かい内容でも相談ができるような店舗にしたいです。ふらっと入ってきて「カラスがたくさんきて困っているの」というような相談もウェルカムです。外壁や屋根に関係ない相談もできるような場所にしていきたいです。あくまでお客様基準。「小さなお困りごと」にお応えする場所、「町の相談役」になろうと努めています。